NO.3 花粉症にレモングラスウォーター

コラム植物時間

花粉症のセルフケア

 

レモングラスウォーター  Cymbopogon citratus イネ科

 

花粉症の時期は目が痒く、鼻がムズムズして、肌も荒れて痛くなります。

花粉症がある私は毎年初期にアロマケアを集中して行うと、そのうち軽くなります。

 

 ここ数年は目と鼻と化粧水にレモングラスウォーターを活用しています。

自己責任によるセルフケアです。

 

薔薇の精油が採れる現地の女性たちは、ローズウォーターで毎朝顔や目を洗うと聞いたことがあります。

 

ハーブウォーターに含まれる芳香成分はごく微量で、飽和状態で溶けているのでそのまま噴霧して気軽に使える利点があります。微量とはいえ分子の特性は生きています。

 

 昨年花粉症で目がかゆくてたまらなかったとき、レモングラスウォーターにシトラールという香り分子が入っていることを思い出しました。

 

 シトラールには蚊忌避や、抗炎症、抗ヒスタミンなどの特性があるのでちょっとした筋肉痛の時や、アレルギー症状が出ているときのお肌のケアなどに向いています。

  

 あまりに痒いので「シトラールよ、抗ヒスタミン作用があるというのなら私の目の痒みを鎮めてちょうだい!」と、目にシャバシャバとスプレーしてみました。そうしたらなんと、とても楽になったのです。

 

感動してお話ししたところ、あくまでも自己責任で試された方々からも良い反応が聞けました。

 

今年は一歩進めて、レモングラスウォーターと食塩水を2:1の割合で薄めてスプレー容器に入れて持ち歩いています。マイルドです。

 

朝と帰宅後は同じ割合で洗眼容器で洗います。

 

鼻は1:1の割合で鼻うがいをしています。

 

花粉症の時期は肌も荒れ、赤み痒みが出ます。これも化粧水をレモングラスウォーターに変えたらとても楽になりました。