
スベリヒユ(学名:Portulaca oleracea)
畑に念願のスベリヒユが出てきました!
真夏なのに元気いっぱいでつやつやした肉厚の肌をしています。
雑草と言われますが山形では「ひょう」、沖縄では「ニンプトゥカー」と言う名で売られている野菜です。フランスに行けば「プルピエ」と呼ばれる人気食材です。
「温暖化でも乾燥しても大丈夫」
高温多湿に耐え、40℃でも大丈夫。
C4型+CAM型植物といって、夜間に気孔を開いてCO2を取り込んで濃縮し、昼間は気孔を開かずに取り込んだCO2で光合成をするため水分の蒸散を極力少なくできると考えられている。
仲間にトウモロコシ、サトウキビ、ヒエ、アワがいます。
「栄養価がすごい!」
① オメガ3脂肪酸が豊富:魚以外の植物・野菜の中ではトップクラス。。
② ビタミン・ミネラルの宝庫: ビタミンA、C、E、鉄、カルシウム、マグネシウム、カリウムがたくさん。。
③ 抗酸化作用:抗酸化物質であるグルタチオンやベタレイン、フラボノイドが豊富
ほんの少しの酸味、ぬめりがあります。
おひたし、刻んで納豆やオクラなどと和えたり、梅干しや酢と和えたり、炒め物、塩漬けも美味しいです。
単位面積あたりの収穫量も飛び抜けて優秀。温暖化でも元気に育ち人の健康を守るスーパープランツとなることでしょう。